社労士試験の概要

具体的な勉強法の解説に行く前に、まずは、これから皆さんが学習を始める社労士試験がどんな試験なのか、簡単に確認しておきたいと思います。

受験資格

社労士試験には、学歴や実務経験を基準にした受験資格が定められていて、それを満たさない者は受験することができません。ただし、20個あまりある受験資格のうち、どれかひとつでも該当すれば良く、そのなかには「学校教育法による大学、短期大学、高等専門学校を卒業した者」というものもあります。つまり、もしあなたが大学や短大を卒業しているのなら、それで受験資格はクリアとなります。

受験までの流れ

例年、「4月中旬から5月下旬にかけて申込受付→8月下旬に試験実施→11月上旬に結果発表」という流れになっています。社労士試験は8月下旬に行われます。ということは、学習の追い込みをかけたい直前期が、ちょうど真夏にぶつかるわけです。暑さで体調を崩しやすく、また周りは夏休みムードということで気持ちもだらけてしまいがちです。社労士試験の勉強法を考える上では、この直前期の夏の過ごし方が、ひとつ大きなポイントになってくるということを心に留めておいてください。

試験科目

社労士試験の試験科目は、以下の8科目となります。

  • 労働基準法及び労働安全衛生法
  • 労働者災害補償保険法
  • 雇用保険法
  • 労働保険の保険料の徴収等に関する法律(労働保険徴収法)
  • 健康保険法
  • 厚生年金保険法
  • 国民年金法
  • 労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識

配点と合格基準

【配点】
「選択式」は、1問1点。1科目5点満点で、合計40点満点となります。
「択一式」も、1問1点。1科目10点満点で、合計70点満点となります。
【合格基準】
「選択式」は、40点満点中25点以上で、かつ各科目原則3点以上が必要です。
「択一式」は、70点満点中44点以上で、かつ各科目原則4点以上が必要です。
*「選択式」「択一式」ともに足切点が設けられていますので、勉強法としては、極端な不得意科目を作らないことが大切になってきます。

受験者数と合格率

平成23年度の社労士試験の受験者数は53,392人で、合格者数は3,855人。合格率は7.2%となっています。ちなみにここ数年、受験者数は5万人前後で推移。合格率も、年度によって多少の増減こそありますが、それでも7~10%くらいの幅におさまっています。よほどのことがないかぎり、今後もこの傾向に大きな変化はないものと思われます。

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