科目別勉強法 ~社会保険科目編~

つづいて、「社会保険科目」(⑤健康保険法、⑥厚生年金保険法、⑦国民年金法)を取り上げたいと思います。社会保険は、労働保険以上に、われわれにとって身近なものですので、たとえ初学者でも学習のイメージは湧きやすいはず。……なのですが、実際には苦手にしている人が少なくありません。このページでは、そんな「社会保険科目」の勉強法ついて解説します。

⑤健康保険法
健康保険とは、労働者とその家族が負った怪我や病気などに対して保険給付を行う保険のことです。勘の良い受験生はお気づきかもしれませんが、「労働保険科目」にあった②労働者災害補償保険法と似ています。具体的な保険給付の名称こそ異なりますが、中身については共通する部分がとても多くなっています。労働に伴う怪我や病気を扱うのが労災保険法で、労働とは無関係の怪我や病気を扱うのが健康保険法。この違いを理解した上で、労災保険法の内容と対で覚えるのが、健康保険法の勉強法のセオリーです。

⑥厚生年金保険法
現在も「税と社会保障の一体改革」の名のもとに、諸々の制度変更が検討されていますが、過去にも昭和60年、平成6年、平成12年に改正が行われ、そのことが、厚生年金保険、なかでも老齢厚生年金の仕組みを複雑なものにしています。まさに受験生泣かせの制度改正だと言えるでしょう。厚生年金保険法の勉強法のポイントは、ひとつずつ丁寧に理解していくことです。厚生年金保険法と、次の国民年金法は、土台の部分が同じです。厚生年金保険法をしっかりと理解できていれば、国民年金法の学習もスムーズに運ぶはずです。しかし、理解をあいままにしたまま進んでしまうと、国民年金法も理解できません。厚生年金保険法を学ぶ際には「急がばまわれ」と、自分に言い聞かせてください。

⑦国民年金法
繰り返しになりますが、厚生年金保険法と国民年金法の土台部分は同じです。労災保険法の内容と対で覚えるのが、健康保険法の勉強法のセオリーだったように、厚生年金保険法の内容と対で覚えるのが、国民年金法の勉強のセオリーです。加えて、支給の繰り上げ・繰り下げ・停止や、併給調整といった特殊な規定に対する目配りも忘れてはなりません。

>>こんな私でも社労士に一発合格できました